道徳性の発達に必要なもの 3
愛着は道徳性が発達する最も基礎的な要素です。
人間は常に誰かとの愛着を求めています。
非行少年たちが非行集団という反社会的集団に属する理由の一つとして、その集団のメンバーたちと愛着で結ばれていることがあげられます。
その集団に属することによって、安定した自己および他者概念を形成することができるのです。
誰と愛着で結ばれるかは、社会性の発達する方向を決定的に左右する問題であるといってもよいでしょう。
では次に、役割取得経験について。
良好な愛着を形成している子どもは、集団の中で自発的に自分の要求を出そうとします。
幼児のけんかは、互いの要求がストレートにぶつかり合った結果なのです。